世界の答えはツキアカリ。
ふと思い出す記憶は、 特別なものなんかではなくて。 吹き出してしまうくらい、 他愛もない瞬間だったりする。 ふと気がつけば、 歩き慣れた道にも、光はとどまり、 微かな風のなかに、 過去と未来の時間の匂いが残る。 「今」は、二度とない。 繰り返しのように見える毎日は、...
風が伝える彼の歌
空はどうしてこんなにも 青く続いているのやら あの日の丘で手に触れた 名も無き花の美しさ この先に続く世界には 誰かを守るそのために 誰かを傷つけ攻めるよな この先に続く暮らしには そんな悲しい繰り返し どうかありませんように 風はどうしてこんなにも やさしく頬をなでるのか...
夏の足音。恋の風。
6月の声とともに、九州も梅雨入りの様子。ご覧の京都・賀茂川沿いの川床は、毎年5月に解禁。梅雨入り前の設えに、時節の走りを愉しむ都人の気概を見る思いがします。照りつける日差しより先に届く、夏景色の便りです。あなたにとっての夏景色は?入道雲に夕立に、アイス珈琲のカラカラカランの...