導かれて。流されて。
言葉を書くことが生業だというのに。僕は、筆不精です。かくして、このブログも、あっという間に1年以上が過ぎてしまいました。お恥ずかしい。出会いがあり、別れがあり、役割に気付いた・・・そんな1年でした。生きるとは関わることだと知った、1年でした。命(あるいはエネルギー)との関わりの記録が、生きるということなのだと、実感できた1年でした。
何モノと、如何に関わるか。その選択が、自分を形成する世界を創るのだと思います。その一方で、導かれるまま流される。抗わず、漂い、あるがまま、起こるままを受け入れる。それもまた、生きる極意だと思うのです。選択と受容。一見、相容れないように思えるその姿勢に、心地よく生きる処世の奥義があるように思えてなりません。
導き、遣わされることを天に祈りながら、目の前の事象を受け入れる。そんな、風に吹かれる柳のような一生でありたいと願う、秋の火曜日でした。