夏の足音。恋の風。
6月の声とともに、九州も梅雨入りの様子。ご覧の京都・賀茂川沿いの川床は、毎年5月に解禁。梅雨入り前の設えに、時節の走りを愉しむ都人の気概を見る思いがします。照りつける日差しより先に届く、夏景色の便りです。あなたにとっての夏景色は?入道雲に夕立に、アイス珈琲のカラカラカランの...
春のうららを待ちながら。午後の空に飛ばす夢。
いつか思うのだろうか。今日という名もない1日に、ノスタルジーを感じながら。見過ごした空の雲の形を。病床の身など思いもよらぬ、ただ今を生きながら、偶然、あるいは必然に、ただただ恵まれていたのだと愛おしむのだろうか。見えぬ明日を憂いながら、机上で味わうカフェ・オ・レに、春の午睡...