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夏の足音。恋の風。


6月の声とともに、九州も梅雨入りの様子。ご覧の京都・賀茂川沿いの川床は、毎年5月に解禁。梅雨入り前の設えに、時節の走りを愉しむ都人の気概を見る思いがします。照りつける日差しより先に届く、夏景色の便りです。あなたにとっての夏景色は?入道雲に夕立に、アイス珈琲のカラカラカランの氷の音、浴衣に花火に秘めたバラード。夏の記憶は、陽灼け跡のように、心に切なさを残すもの。秋のそれとは違い、どこかあっけらかんとしていて、その実、忘れ得ぬ愛おしさを連れていたりする。今年は、どんなドラマを過ごせるでしょう。大人になっても夏は夏。近づく足音に耳を澄ますと、ほら、あの日の自分に、ふと戻ってみたくなりませんか。線路脇の坂道をピューっと自転車で一気に下った、恋をしてた自分に。

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